アーティストインタビューVol.13 フォトグラファー日野友美子 


―フォトグラファーとして、アートな活動とビジネスを並行してチャレンジしていきたい―

フォトグラファー日野友美子さんインタビュー (アーティストインタビュ―Vol.13)

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2016年最後のアーティストインタビューは、フォトグラファーとして活躍中の日野友美子さんにご協力いただき、

写真を撮るコツについて、プロのアドヴァイスを交えながら、日ごろの活動や今後のビジョンについて、お話を伺いました。

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photo by 日野友美子

 

Q. 日野さんは、フォトグラファーになられる前は、全く違う分野のお仕事をされていたと聞きましたが―

A. 大学(法学部)を卒業後6年間は損害保険の会社にて自動車保険事故の損害調査・査定・示談交渉の職に就いていました。

その後、東京都内の法律事務所でセクレタリー兼パラリーガルを3年、そこから知人の社会保険労務士事務所にて社会保険労務士の補助職として3年の経験を経て、フォトグラファーとして独立をしました。

フォトグラファーになったそもそものきっかけは、

『うちの空いている物件、写真スタジオに使えない!?』と、知人からの物件の紹介があったっことでした。

その時初めて、写真を仕事にしよう!!と思った次第です。

でも、当初はカメラマンの方を雇って、写真スタジオの経営者として、と考えていたので、まさか自分がフォトグラファーとして食べていく、というのはその時は夢にも思いませんでした。

ところが、そんな思惑?通りにはいかず、私自身が写真学校に通い出したりと、どっぷり写真の世界にハマりだしました。

そして現在は、常に現場の最前線でカメラを持って活動しています。

 

Q. どのような写真を撮るのがお好きですか?また得意分野など、ありますか?

A. いまは、法人様からのご依頼が多いため、依頼に沿って、人物から物、建物、風景ほとんどすべてのジャンルの写真を撮っています。

得意分野は、やはり『自分が好きなもの』ですね。人物やお料理など。それと、アート色が強い撮り方が好きですね。

自分で『いいな』と思うと、打ちっぱなしのコンクリート壁等も、撮っていたりします。

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photo by 日野友美子

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photo by 日野友美子

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photo by 日野友美子

 

また、色のコントラストの強い、男性的な写真や、光の強弱にこだわったモノクロ写真はよく撮っていると思います。他の方が撮られている写真を見ても、そういう傾向の写真が好きだったりします。

 

 

Q. 好きな写真家、作家、作品、尊敬する起業家などなど、ぜひ教えてください。

A. 好きな写真家の方は、3人いらっしゃいます。

動物写真家の岩合光昭氏、蜷川実花氏、ネイチャー写真家の柏倉陽介氏、です。

どなたも撮られている被写体の対象は違うのですが、それぞれの方、個性がはっきりされていると認識しています。

ちなみに、1番最初に自発的に写真展を観に行ったのは、岩合氏の写真展でした。

猫の写真展なのですが、ファインダーを通していてもわかる、岩合氏の優しさや、猫たちへの愛情深さに圧倒されたことを覚えています。

そして、猫たちと触れ合う時に、同じ目線で会話をしながら、決して無理強いをしないで撮る撮影スタイルに影響を受けました。

岩合氏の写真展を観たのは前職の頃だったので、もしかするとその時の強いイメージがフォトグラファーの道に無意識に繋がっていたのかもしれないと今になってみて思ったりもします。

人間性に影響を受けたのも、あるのかもしれませんね。

また蜷川氏、そして柏倉氏については、写真の醸し出す圧倒的な存在感と描写の美しさの虜になりました。

見た人が一瞬で圧倒される写真、というのはやはり同じフォトグラファーとして憧れます。

起業家の方では、(起業家のジャンルとはいわないかもしれませんが、)お笑い芸人でもあるキングコングの西野亮廣さんのビジネスの視点というのが大変興味深いと関心を抱いています。

クラウドファンディング等の新しい取組への積極的な挑戦や、アートとビジネスを融合させ成立させている点で、大変学ぶべきものが多いと注目・勉強させていただいています。

 

Q. 人物を撮られる時に心がけていること、日野さんならではの工夫などありますか?

A. より自然に被写体の方と向き合うことですね。そして、被写体の方が、よりリラックスした形で撮影に臨んでいただける「雰囲気作り」、でしょうか。

その場の雰囲気を無理にテンション上げて撮影に入る、というような事はしないです。

もちろん、撮っている間に、撮る側と撮られる側のお互いがノッテきて、盛り上がることは充分にあると思います。その中で私は、より自然に、色々な雑談をしながら、その中で良い表情を押さえていく、それを心がけて撮影しています。

ありのまま、の姿を写し出せるのが理想です。

極端な話、その被写体の方の個性であれば、無理に笑ってもらう必要もなかったりもしますから。

 

Q. 教える事、人の笑顔を引き出すことがお上手なのではないかな?と察します。またフォトグラファー以外の活動でもご活躍かと思います。その辺をお話いただけますか?

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photo by 日野友美子

A. 最近では、セミナー講師のご依頼が多くいただけるようになってきました。

もちろん、写真の撮り方や、スマホカメラでの販促用の写真の撮り方、等のフォトグラファーの経験を活かせるものが多いです。

また、最近、活動の大きな部分を占めさせていただくようになってきた、女性のビジネスとライフスタイルに特化した会員制オンラインサロン【Passione】では、『魅せること』をテーマとして、WebやSNSのビジネス活用の仕方等を、会員の方向けにレクチャーさせていただいております。

大学時代に四年間、進学塾で塾講師をしていたこともあり、『教える』ということはとても好きです。

また、最近ではコラムを依頼していただく機会等も増え、『書く』ということの面白さにも、気づいたところです。

さらに、趣味でシルバーの彫金のWAXの型作りを、最近習いまして。これには、久しぶりにハマりました(笑)

もちろん、彫金は活動や仕事としてということではないのですが、やはり、写真に限らず、『モノ作り』が好きなのだ、とつくづく実感しました。

 

Q. 今後、女性が起業する上で大切になってくるものなど、何か感じることはありますか?

 

A. 良い意味で「孤独」に強くなることや、「自立した見方」が出来ること。そういう力が、女性の起業家にも必要になってくるのではないかな、と考えます。

何もビジネスや起業をする上で、孤独に過ごす必要は決してないと思っていますが、女性によく見受けられる、コミュニティの中で活動の場を完了させる。ミニマムな視点を重要視してしまう、という事には、様々な危険性をはらんでいると感じています。

内輪のコミュニティだけでビジネスを回していくような視点、これはビジネスを大きくしていく際には妨げになります。

『起業女子』という言葉も流行していますが、すでにその世界も飽和状態です。それが流行である以上、

長くはそのブームは続かないでしょう。そういう女性起業家を取り巻くシビアな環境下で、地に足のついた

起業をする、事業を存続させていく・拡大していく、そういう形を遂げていくためには、わたしはもっと

女性起業家も大海原に出て、様々な人々と対話しながら、ビジネスを成長させていく、マクロな視点を持っていいのかな、と思っています。

わたしは学生時代から独りで行動することも多い人間だったと思うのですが、男女共に様々な話ができる仲間はいました。仲間たちとの交流・お互いのためのサポートもとても好きでした。

女性起業家の皆さんの中で、まだもし、小さなコミュニティでビジネスをされている方がいたら、ぜひ男女問わず、様々な方との広い交流を持っていくと、また見える世界も変化してくるのではないでしょうか?

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photo by 日野友美子

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photo by 日野友美子

 

Q. ところで、プロからのアドバイスとして、日ごろ私たちがスマートフォンで撮影する上で、ちょっとしたコツやテクニックなどありますか?

A. はい。まずは、ご自身のスマートフォンのカメラの機能をもっとよく知ってもらうことです。

スマートフォンのカメラを使いこなせるようになると、じつはコンデジ並みの撮影ができるということが

カメラマンやフォトグラファーの間ではよく知られています。

ミラーレスや一眼レフを買わなくとも、充分に楽しめますし、ビジネスとして販促用の写真を撮ること

は、スマートフォンのカメラで充分に可能になっています。

その高いポテンシャルをあとはどう活かせるか?ですが、それにはやはり、常に、数多く撮る、これしかありません。

フォトグラファーもとにかく数をいかに撮るか(やみくもに撮れば良いわけではありませんが)を考えて、上達してきました。

色々な付属機能を試しながら、失敗もしながら、たくさん撮る!!

失敗をしても、上手く撮れなくても、あきらめない精神、これも上達の秘訣ですね。

あとは、好きなものを多く撮る。これは、上達も早くなります。

そんなとき、おうちのペットの写真を撮る方も多かったりしますし、ちょっとした小技にもなるのですが、

基本、スマートフォンのカメラではフラッシュ(ストロボ)は、どんな場合でも切っておくのがおすすめです。

切りっぱなし、で構いません。ちなみに、ペットの写真の話を例に挙げましたが、スマートフォンのフラッシュを切っておかないで、彼らを撮ると、その光のせいで彼らの目が失明する危険性もあります。

なので、わたしももう、スマートフォンのカメラでストロボを焚いたことは全くないですね。

ちょっとした小技でもあり、注意してもらいたい点でもありました。

 

Q. 今後どんなことをチャレンジされたいですか?

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photo by 日野友美子

A. よりアートな活動を、ビジネスと如何に並行しながらチャレンジできるか、考えています。

『アートでは食べられない』世の中のそんな概念を覆していけたら、と想っています。

そのために、フォトグラファーに限らず、様々なアーティストの方々とコラボのような形でも、

その他の形でも、ビジネスチャレンジをしていける機会があったら面白いかな、と。

究極的には、すべての人が『やりたいことをして食べていける』世の中になったら、きっと楽しいだろうな、

と夢見ています。

昔からどこか根強くある、アーティストは貧乏説(笑)を払拭していきたいです。

そのためには、アーティストもビジネスをしっかり学ぶ、そういう姿勢がもちろん大前提です。

アートな活動とビジネスどちらかができればいい、ではなく、どちらもできるようになる。やる。

そんな風潮を作っていける一助になれたらいいですね!

あと、ものすごく個人的には、いつか、アフリカで野性動物の写真を撮りに行ってみたいですね。

 

 

日野友美子さんからの告知・ご案内

現在進行形のものとして、女性のビジネスとライフスタイルに特化した会員制オンラインサロン

【Passione】の主宰や、近いところでは地元・千葉県船橋市での株式会社地域新聞社様主催のセミナー等

の開催があります。

また、そうした様々なチャンスに加え、より、アートな写真を意識した作品活動にも力を尽くしていきたいと考えています。

 

11月25日(金) Passione第2回勉強会開催!!

14:00~16:00 バビーズヤエチカ 中央区八重洲2-1 八重洲地下街中3号

参加費 Passione会員・無料 非会員7500円

詳細 https://www.facebook.com/events/1873395829550613/?ti=icl

ビジネスで飛躍するためのSNSパワーブランディング講座②

~ブログ・インスタグラム・YOUTUBE動画編

+ Passione3月イベントについて

Passione Facebookページ

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IMG_2437 (1)フォトグラファー日野友美子 プロフィール

大学卒業後、東京・丸の内の損害保険会社、虎ノ門の法律事務所勤務を経て、新宿の社会保険労務士事務所に勤務。自身の勤務経験&カウンセリング資格を活かした、企業や企業に勤める人々を対象とする【職場のメンタルヘルスケア】を専門にしていた。また、個人向け心理カウンセリングにも対応。
現在は、過去の経歴から一新。
photographerとして、活動。 

Photostyle私時間アメブロ http://ameblo.jp/yumi-ring2140/

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